そう、”手に入るもの”と”手に入らないもの”です。
子供が玩具やお菓子を欲して泣くのは、泣くことでそれが手に入ると分かっているからです。
大人がお金を稼ぐのは、お金で買えるものがあるからです。
頑張れば手に入るレベルのものを「欲しい」と思う気持ちが、我々人間の生きる原動力となっています。
一方世の中には、絶対に手に入らないものもあります。
どこでもドア、おかしの家、筋斗雲・・・
誰もが一度は子供の頃に夢見るも、結局は夢のままで終わります。
そういった意味で、人が欲しがるものは2種類に分けられるのです。
どうも皆さんこんにちは、増殖した乳首で「点字のキャベツ」を表している左沢です。
さて、こんな僕にも、手に入れられない欲しいものがあります。いえ、”もの”ではなく”ひと”と言った方が正確でしょう。
絶対に手に入れることのできないひと。
それは・・・
いもうと【妹】
自分と同じ両親を持つ年下の女性のこと。
近年の創作物においては「妹属性」「妹キャラ」として、妹という概念自体に魅力を感じる男性向けのコンテンツが多く作られている。イラスト投稿サイトpixivでも妹タグの作品は7億件近く投稿されているが、これはまだ日本人口の30%にも達していない。
また、妹系の作品内で、”近親相姦”という世間的にタブーなものを防ぐ目的として、実は血が繋がっていなかったという日和ったストーリー展開がなされることも多々ある。
ワイの脳内辞書より引用
しかし、それは本当の妹とは言えません。
僕の人生のバイブルでもあるラブコメ漫画に「神のみぞ知るセカイ」という作品があります。
ギャルゲーが超絶得意でヒロインを全員恋に落とすから”落とし神”と呼ばれている主人公が、現実の女の子との恋愛を”攻略”していくお話です。
(文字に起こすとすごい内容だな)
んで、主人公が作中で妹に必要な3つの条件を言うんです。
条件それぞれの頭文字を取って、全部合わせてBMW
その3つとは

つまり、再婚や養子縁組などによって義妹ができたとしても、
血が繋がってなく
想い出もない
妹では意味がない。
そしてなにより、そんな妹じゃ”萌え”は満たせません。
さて、本題はここからです。
考えに考え抜いた僕は1つの結論を出しました。
「架空の想い出を作ったらいいんじゃないか?」と。
というわけで、今回の記事は「妹との想い出づくり」です。
写真
まず、フリー素材のサイトから親子が鬼ごっこしている写真を持ってきます。
次に、僕の5歳時の写真を持ってきます。
そんでもって、それを切り抜きます。

その2つを組み合わせて・・・
妹と鬼ごっこをしている僕の完成です。
七五三の写真も撮りましょう。


合成して完成!
おっといけない
この子はもう僕の妹なので、プライバシー保護のためにもモザイクをかけなきゃいけませんね~^^;
そうこうしているうちに想い出の写真が何十枚も溜まってきたので、アルバムにしてみました!
プロフィール
形に残る想い出にばかり気を取られ、肝心な妹のプロフィールを紹介するのを忘れていました。
「大切なものは目に見えない」って、星の王子さまとL'Arc~en~Cielも言ってましたし、やっぱり長年一緒に過ごしてきたからこそ分かるエピソードが大切なんですよねー
というわけで僕の妹 佐藤つむぎ の紹介をしていきます。
クッキー
これは4年前につむぎが初めて料理をして作ったクッキーですね。
小学3年生ながら、僕のために一生懸命頑張って作ってくれました。
・・・って、あれ?


兄❤(ラヴ)になってる~~?!?!
ホイップクリームとジャムで美味しく食べました。
絵
これはつむぎが年長さんのときに描いた絵です!
上手ですね~!!
つむぎが描いてくれた絵は全部僕の部屋に飾っています。
靴下
一緒の家で暮らしていると、うっかり家族の下着が自分の洋服棚に入ってしまうこともあります。
僕もときどきつむぎの靴下を自分のものと間違えてしまいます。
「もう、お兄ちゃんったら!!!」
ランドセル
これはつむぎのランドセルです。
小学校に入学する時に両親から赤いランドセルを勧められたのに、お兄ちゃんとおんなじ青色のがいい!と言ってこのデザインにしました。
爪切り
これは僕たちが使っていた爪切りです。
これを持つと未だにつむぎの指の感触が余熱となって伝わってきます。
グミ
両親が共働きだったので、僕とつむぎはよく2人で留守番をすることが多々ありました。
そんな時、いつも棚にこのグミが入っていて、2人で分け合って食べていました。
傷
これはトラックに轢かれそうになったつむぎを僕が助けた時のかすり傷です。
旅行のお土産
これはつむぎが水族館に行った時にお土産としてくれたものです。
納豆
これはつむぎがいつも食べている納豆です。
我が家の朝の象徴でもあります。
お守り
これは僕の受験の時につむぎから貰ったお守りです。
リップクリーム
これはつむぎがいつも使っているリップクリームです。
消しゴム
これはつむぎがいつも使っている消しゴムです。
コップ
これはつむぎがいつも使っているコップです。
トイレットペーパー
これはつむぎがいつも使っているトイレットペーパーです。
これもこれもこれもこれもあれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもこれももあれもそれもこれもこれもあれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもそれもあれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれこれもこれもここれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもあれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもそれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこれもこ
画像編集で幼女を合成し、
クレヨン買って来て子供の絵を描き、
自分でクッキーを焼き、
服屋に女物の靴下を買いに行き・・・
俺は何をしてたんだ・・・?
おい!!!!
何だったんだよ!!!!!!
おい!!!
まじで!!!!!!!
何だったんだよ!!!!!
クソクソクソクソクソ!!!!!!!
あああああああああああああ!!!!!!
あああああああああああああああああああああ!!!!
ああああああああああああああああ
ああああ・・・・・・
ああ・・・
俺、本当は何がしたかったんだっけ・・・?
そうだ。
このブログの冒頭で、僕はこう言いました。
頑張れば手に入るレベルのものを「欲しい」と思う気持ちが、我々人間の生きる原動力となっています。
僕は伝えたかったんだ。
たとえ手に入れるのが難しいものであっても、頑張ることが大切なんだということを。
現実に疲れたら、たまには子供の頃みたいに夢を見てほしいと。
確実に手に入るもののために頑張ることは生きる原動力となりますが、
夢を追い求めるための努力もまた、人生にパワーを与えてくれます。
実際僕はこの記事の執筆にあたり、料理をしたり絵を描いたりと、普段しない挑戦を沢山できました。
オーブンの使い方も分からなかったし、10年以上触っていなかったクレヨンを上手く使いこなせず折ってしまったけれど、それはすごく楽しかったし、絶対忘れられない経験になると思っています。
あなたが小さい頃に1番欲しかったものは何ですか?
これを読んで、少しでもあの頃の夢を思い出してくれたら嬉しいです。
